開けきれない箱

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遺書

本やネットなどを通じて、世の中についての知識が増えれば増えるほど、生きている意味がどんどんなくなっていく気がした。

 

周りの人が虫やロボットに見えるという人がいたが、機械にしろ、昆虫にしろ、動物にしろ、自分以外の人間だってもちろん、何を考えてるかが分かることなんてない。

 

自分を客観的に見ることは不可能で、主観的な自分が自分である保証はどこにもない。

 

それでも僕は今日も寝て、明日は起きるだろう。

欲求に従って毎日を過ごしていくことはこれからも続いていく気がする。

 

そこに意味があるかと問われた時、答えられる人間はどれほどいるのだろか、

大勢の人は何を考えて生きているのであろうか、

"他の人間のために"という言葉ほど、システマチックで気持ちの悪い言葉はないように思える。

 

いつ訪れるかもわからない終わりを、自分の判断で決めるのは果たして不幸なことだろか、間違った行動なんだろうか、

 

システムに逆らう方法は欲求に反した行動しかないのではないか、

 

それこそが唯一人間に与えられた自由ではないだろうか、

 

そのようなことを毎日考えていることに最近気づいた。

これからもそれが続くのは耐えられない。

そう思った。