数ヶ月前に読んだデカルトの方法序説を思い出しながら、〈価値観〉という言葉について書いていく。 結論から言うと〈寛容な旅人〉という精神が理想的だと考える。 「他の世紀の人びとと交わるのは、旅をするのと同じだからだ。」 「けれでも旅にあまり多く時…

純文学というのは形而上学くらい分からないものだ。 Wikipediaによると 大衆小説に対して「娯楽性」よりも「芸術性」に重きを置いている小説を総称する、日本文学における用語。 と書いてある。 コマーシャルアートとファインアートのように捉えることができ…

日常のある一コマ。 「最近、どんな本を読んだの？」 「太宰治、芥川龍之介、あとはヘミングウェイかな。どれも短編だけどね。面白かったよ」 「昔の本ってあんま読まないから分かんないけど、面白いの？」 「面白いよ。今でも残っているってことは、それな…