開けきれない箱

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うざいキャラの必要性について

うざいキャラの存在意味は何だろうとふと思った。

これまでいろいろな作品でうざいキャラを目撃してきた。

例を挙げると、サマーウォーズで登場する警察官の翔太、聲の形で登場する眼鏡の川井などである。

うざいキャラを見ると恥ずかしいという感情と苛立ちが沸き上がる。

共感性羞恥心という言葉はその後に知った。

どうしてこのようなキャラを登場させるのか?という疑問が同じようなキャラを見るたびに浮かんできた。

今回はこの疑問に僕なりの回答を考えていこうと思う。

 

①物語の展開性を感じさせる。

 ●ジェイソンを代表とするホラー作品で登場する殺人鬼は、人物を追いかけるときゆっくり歩く場合が多い。

これは尺を伸ばし、助かるか助からないかわからないドキドキ感を視聴者に味合わせるためである。っということをテレビで見た。

 ●ウザキャラはその類まれなるどんくささや自分勝手さによって、物語の展開を遅らせる。これによって物語の行方をくらませ、視聴者に様々な未来を想像させるのである。

 

②物語に視聴者を熱中させる。

 ●ウザキャラによって視聴者の感情が良くも悪くも揺さぶられる。正直僕は苦手で画面から目を背ける場合も多いのだが、、、

それによって、視聴者がより物語に感情移入をし易くなっているのである。

 

③主要キャラをより好きにさせる。

 ●主人公がたまにうざいこともあるが、ほとんどの場合ウザキャラはサブの役どころである。ウザキャラを嫌いになることによって、主要キャラのかっこよさや気持ちよさを際立させるのである。

 

多分こんな感じ。

個人的にはウザキャラをうまく描く作品は良いものが多いと感じている。

ではでは