開けきれない箱

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how to が出るまでが全盛期

人間にも言えることだが、何事にも流行りなどの浮き沈みがあり、そのタイミングを掴むのは非常に難しい。

 

早熟型や大器晩成型という言葉があるように、人には人の、物事には物事の衰退までのパターンがある。

 

そのパターンを掴む一つの目安として、"how to が出ているかどうか"というのが有効ではないかと先程思いついた。

(たぶん、他の誰かも言ってると思うが自分の言葉で表現することに意味があると思う。)

 

例えばブログの全盛期は、2020/06の現在より2000年代と言った方が適当だろう。

広告として使えるメディアが少なかった当時、ブログはアフィリエイトという言葉とともにどんどん広まっていった。

 

では現在のブログはどうなっているか?

 

ブログの作り方、ブログでの稼ぎ方など"how to"と分類される記事が多くなってきているように感じる。

イケハヤという人やキメラゴンという人、マナブという人など、自らの経験を生かしたブログ作成に関する記事である程度の認知を得ている人もいるようだ。

 

広告先としてのブログは今となってはそれほど魅力的ではなく、ブログ全盛期後に発達したInstagramなどのSNSYoutubeなどの動画が主体のメディアが注目されている。

 

これに似たことは他にも応用できる。

Youtubeには登録者の増やし方や動画の作り方などの"how to"が多くあり(別目的のhow toももちろんある)芸能人と言われる人も動画を投稿するようになった。

プログラミングスクールはここ数年で注目されるようになったと感じる。

Twitterのフォロワーの増やし方みたいなサイトも見たことある。

仮想通貨(Bitcoinなど)で億り人という言葉がメディアで取り上げられたのち、Bitcoinは暴落した。

 

情報を発信するときのメディアがなくなることはないため、全盛期だろうが衰退期だろうが関係ないという考えもある。

 

ここで重要なことは、"全盛期"と言われるものが過ぎたとして、存在価値ややる意味がないというわけではないということだ。

 

ニコニコだってサービスが終了しているわけではなく、メンタリストのDaigoさんみたいに収益を上げている人もいる。

 

ただ、"how to"が多く出回っているということは、なにかを提供する側の利益に気づき新たにはじめる人が多く、想像していたメリットを享受することが難しくなっているということだ。

 

お金は基本的にみんながやりたくないこと、または出来ないをやるから貰えるのである。

ではでは