開けきれない箱

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作品の完成度と要素の多さは基本的に反比例する

この文章で言いたいことは、完成度の高い作品を作る手っ取り早い方法は、なるべく作品に関係する要素を少なくするということだ。

 

簡単な例でいくと、手を使って真っ白なキャンパスを真っ黒に塗りつぶすのと黒で格子状に線を引くのだったら、前者の方が圧倒的に完成度を上げることが容易である。

 

もちろん、前者にもにも色のムラなどの完成度を下げる要素があるが、後者の直線を引く難しさやもちろん色のムラなど完成度を下げる要素は前者よりも多い。

 

ヨルシカの楽曲を制作しているn-bunaもなにかのインタビューで同じようなことを言っていた。

事実彼はメディアにほとんど顔を出さず、なるべく自分の作品から自分の影をなくすようにしている。

 

このことは多くのことに当てはまるように思える。

Apple製品はデザインがシンプルであり、ネットで活躍する歌い手たちの中には顔を出さない人が多く、それによって作品そのものの完成度が高まっている。

 

また、要素が少ないことは私たちにとっても理解がしやすいという面で好都合だ。

MVの情報量が多すぎると歌詞の内容を同時に理解しにくい。

 

っとまあ、オッカムの剃刀的な文章ではあるが久しぶりに書いてみた。ではでは