開けきれない箱

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物語を溜め込む理由(小説や映画など)

   世の中には小説や映画など多くの物語が出回っており、人々はその物語を手に入れるためにお金を払っている。かくいう私もその一人だ。

   どうして自分とは関係のない物語(自分と関係のある物語は人生と呼ぶ)についてお金を払うのか。私の考えは"死にたくない"という思いがその根底にはあるからだと思う。

   多くの物語を自分の中に取り入れることによって、自分の寿命が延びていると錯覚しているのではないかという考えだ。

猫に九生有り←例えとしては不適切かも   という言葉もあるが、物語の中では多くの人が生まれ、多くの人がその人生に終わりを迎える。それらを疑似体験(ここでは小説を読んだり映画を見ることを指す)することによって、"なんの物語を知らない人より何倍も人生を体験している"という風に感じるということだ。

   そんなことを昔から思ったことがあったのだが、これも一つの考え方だと思う。ではでは

 

 

 

 

 

 

 

死にたくない→他の人の人生をより歩む