開けきれない箱

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忘れることで生まれているお金

 私はよくアナログの本を買うのだが、もし読んだ本を1回目を通すだけで覚えることができたら本を買うという行為は起こらないだろう。

 シャーロックのモリアーティ教授のように情報はすべて頭の中にあったとしたら(記憶の宮殿を作っていたとしても難しいことだと思うが)手元に情報源は必要ないのだ。

 つまり、人間の物事を忘れるという行為がお金(ここでいう本の購入)を生み出しているとも言えるということだ。

 私は、小説を消耗品と考えていたが忘れることによって何度でも楽しめることを考えると一概にもそうとは言えないかもしれない。

 また、忘れるということがお金や時間を消耗していると考えると、それはビジネスに置ける1つのキーワードでもあるということだ。ではでは。